【育児ブログ】こどもめも:息子ひとりと3人暮らし

市議の保活の漫画はこうしてほしかった/NHKで見えない貧困 他

更新日:2017/03/10

「なぜ深刻さ、伝わらない?」保育園落ちた母親のリアル、市議がマンガに【待機児童問題】が話題になりましたけど。 なんでこんな漫画にしたんだろ…と思いました。 保活を伝えるためかもしれませんが、ちょっと書き方に納得できません。 伝えたいのならもっときちんと伝えて欲しかった。

「大変さ」ばかりが強調

保活は大変だということが、ちょっと強調しすぎではないかと思います。 保育園に入れないことは「保活が大変」だからではありません。(大変だけど) 妊娠前、妊娠中からも色々と調べ、いろいろと対策しても厳しく、保育園が決まらない結果、仕事を辞めなければならなかったり、今まで頑張ってきたことや人生に大きな影響を与えるからです。 知らない人対象ならなおさら「保活はこんなに大変なのよ」だけでは響きません。大変さばかりで反感買いやすいと思います…。 人は「私はこんなに大変なの」と言われたら素直になれないと思います。「そんなにわかっていたはずだから当然では」「じゃあ辞めれば」と言われがちです。 「なぜ保育園が決まらないと困るのか」を中心にしっかり描いて欲しかったです。 大変さは半分くらいでいいんじゃないかな。

のんびりすぎる

こんなに騒がれている中、「妊娠したら即保活!?」と驚いているのがちょっと…。 気持ちはわかりますけど、「なに今更焦ってるの」感を感じます。 私もやってみてわかることは確かにありました。こんなもんだよ、ではなく伝える漫画ならそこは最初から下調べもして、情報だけはしっかり手に入れている風にして欲しかった。 ちょっとおふざけシーンがあるしね、いらなかったなあ…

落ちたらバカみたいなの?

とても頑張って、たくさん申し込んで、すべて入れなかった…厳しい現実です。 でも「全部ムダなことをやっていた」「馬鹿みたい」がどうもひっかかります。 自分のため、子供のために頑張った。その結果実らなかったら、ムダなんでしょうか。馬鹿みたいなんでしょうか。 もちろん決まって保育園に無事はいれなければ、問題はクリアされていませんが、一生懸命頑張ったこと、そんなふうに思ってほしくなかった。

私ならこうする…

  1. 0歳児で申し込み
  2. 保育園に決まらなかったらいかに困るかを中心にする
  3. お金だけではなく、仕事を続けたい意欲を出す
  4. 保育園に落ちたあとのことも書く
  5. 妊娠前からもちろんいろいろ対策済みである
  6. 大変なんだ!は出さない
  7. 夫を出す

保育園決まらなかったら困るね、それは大変だ、と少しでも思ってくれるような漫画であってほしかった。

【書いている人】名前:もこ
2015年秋生まれの世界一可愛い男の子がいるフルタイム共働き会社員。36才で妊娠・高齢出産。多分一人っ子のまま(T-T)お仕事大好きだが小1の壁に勝てる気がしない。夫は年下。実家・義実家遠方。都内暮らし。

関連記事

PageTop

Copyright (C) moko Corporation. All Rights Reserved.