更新日:2019/04/05
2人目に対する思いを書き綴ったところ、色々な方から私もです、とコメントをいただきました。
ついに書いてしまった
【 #不妊 / #2人目の壁 】息子1人でも幸せなのに、子どもが2人いないことに絶望してしまう
読む→https://t.co/3DjKh7tmFK
生理がくるたびにがっかりし、同時にホッとする。そんなサイクルを送っています…#子育て #育児 #育児漫画 pic.twitter.com/NhHI1ZD6UE— もこ( ᐛ)息子3y5m 石集めブーム… (@mokomokomemo) 2019年3月29日
ありがとうございます。みんな幸せに、なってほしい。
おなじように悩んでいる人がいると思うと、なんだか心強くなります。
私だけじゃないんだって。
いや、同じように悩まず、その気持ちは分からないわ、が一番いいんですけど。
コメントいただいて、この気持ちはきっと人生の無駄にはならないんだろうなと思い始めました。
自分の子供ではなくても、間接的に周りの人たちが、二人目三人目と産もうと思えるような、二人、三人、思い切って産んでよかったと思えるような、そんな微力でも手伝いはできるだろうし。
きっと二人目について悩んだことも、結果はどうであれ、自分の人生の一部になり、財産にもなると思うんだ…出来なくても無駄にはならないよね
— もこ( ᐛ)息子3y5m 石集めブーム… (@mokomokomemo) 2019年4月2日
不妊とは…
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
(公益社団法人 日本産科婦人科学会 より)
とされているので、実際には私たち夫婦は不妊ではないとは言えます。(二人目チャレンジしてまだ1年経っていないので)
息子も治療はありましたが、すぐに授かることができました。
しかしここでは「不妊」という言葉を使わせてもらいます。
不妊治療のゴールに辿り着けない
不妊治療のゴールは妊娠・出産です。
しかしゴールに辿り着けない人がいます。
ゴールでもなく、スタートから遠ざかる人もいます。
最初の妊活の時も怖かったのは、
どれくらい続けることになるんだろう?
ということでした。
続けるのか、やめるのか。
どこまで続けるのか、どこでやめるのか。
どれだけ続けるのか、どこまでやるのか。
それを決めることが、とてもとても難しい。
金銭的にも余裕があり、待機児童の問題もなく、若ければ、できるまでと考える人もいるでしょう。
けれども心は消耗され、続けるほど、金銭的な問題もありますね。
上のお子さんがいれば、育児で余裕もないでしょう。
仕事、介護、病気、ほかにもいろいろハードルがある家庭もいるでしょう。
養子という方法もありますが、踏み切れない夫婦も多いでしょう。
第一子と、第二子でも、思うことは違うでしょう。
ゴールが見えなくて辛すぎてやめたい。
でももしかしたら次で授かるかもしれない。
誰にも答えがわからないことに、気力と時間とお金をどこまで使えばいいのか。
月に1度だけ、1年に12回しかこないチャンス。
何年も続けている人も多いでしょう。とてもお辛いだろうなと思います。
私も二人目1年未満でもうやめたいと思っているので…。
続けるのは、本当に、本当に大変。
心が挫折してしまう。
たいへんな精神力を使います。
もうやめようか…そう思っても、決心のつけ方がわからないと思います。
向井亜紀さんが代理母でお子さんを授かりましたが、費用は大変なものだったといいます。
それくらい、どうしても子供が欲しかったんでしょうね…。
人工授精はしない
私は2人目を産んで育てること自体が自信がなかったので「できたらラッキー」にすることにしました。(そう気軽に思うようにはしています…)
それから待機児童問題もあって、期間を決めました。
兄弟加点が使える5才差まで。早生まれにはしない。
でも40才近かく、42で出産は自信がなかったので、4才差まででやってみようということになりました。
そして、人工授精まではしない、と線引きをすることにしました。
息子を授かったのもあって、そこまでしなくても問題はないのではないかとも思ったからです。
夫にとくに相談して決めたわけではないですけど、人工授精まではしたくないの、というと、それでいいよと言ってくれました。
クリニックを探すときも、医師に「うちは人工授精まではできませんよ」と言われましたが、
「わかった上で来ました。するつもりはありません」と答えました。
人工授精を行えば、確率は上がるのかもしれません。
でも、人工授精に踏み込んでしまうと、やめるときが見つからない気がしました。
余計苦しくなるような気がしました。
次は授かるかも、その次に授かるかも、どんどん、もうやめようと言えなくなってしまうのではないかと思いました。
人工授精までしたのに、
こんなにお金もかけているのに、
ここまでしてるのに、
そう思うだろうと思うと、とても耐えられそうになかったんです。
人工授精をしてでも欲しい、と決心が、私はできませんでした。
私は私の心を少しでも余裕を持たせるために、選択はやめました。
子供は欲しいけど、できるのは怖くて、
二人目が欲しいと思いながら、できたらどうしよう、あと戻りできない、と思うと、毎回タイミングを取っているにもかかわらず、「できていなかったほうが良いのだ、生理がくればいいのに」と思いました。
でも生理がくると、悲しくて。
あれ、私はなにをしたいんだろう、と思うと、言葉にできないもやもやに包まれます。
どうしても欲しい意思があるなら、人工授精でも踏み込んだ方が後悔はないと思います。
授かれば良いじゃないですか。
が、私はどうしてもできなかったし「だから二人目を授かる資格はないのだ」とも思うこともあります。
息子がいるからもういいかなって、気持ちが、どんどん大きくなっていっています。
不妊ってとっても身近なこと
不妊ってとても身近なことだと思うんですが、存在があまりない気もしています。
縁がない場合もありますからね。
私も結婚するまで意識したことはありませんでした。
深田恭子と松山ケンイチのドラマ、「隣の家族は青く見える」は良いドラマでした。
お二人とも30代で、とてもよかった。
深キョンこと奈々が泣きながらマタニティシールを剥がすシーンは思い出すだけでも泣きます。
どれだけ悲しかっただろう、期待からどれだけ落ち込んだだろうと思うと、ドラマでも早く赤ちゃんがきますようにと願ってしまいます。
毎日息子は元気で、とても疲れます。
これ以上のキャパは、今の私にはありません。
あと少し過ぎ去ればきっと楽になる、と言い聞かせてますが、また最初からなのも辛いです。
でも少し楽になったとき、やはり産めばよかったと隙間風がふくのかもしれません。
やっぱり今のままが良いのかな。
子供を二人育てる器は、私にはないのかも。
息子にも迷惑かけるかも。
早く楽になりたい。
みんなはどこで、諦めたんだろう。
育児しんどい、仕事は大変ではないけど、育児が大変すぎて、もうこれ以上大変になりたくない
— もこ( ᐛ)息子3y5m 石集めブーム… (@mokomokomemo) 2019年4月3日

【書いている人】名前:もこFollow @mokomokomemo
2015年秋生まれの世界一可愛い男の子がいるフルタイム共働き会社員。36才で妊娠・高齢出産。多分一人っ子のまま(T-T)お仕事大好きだが小1の壁に勝てる気がしない。夫は年下。実家・義実家遠方。都内暮らし。